国内学会で発表してきました(DEIM2020)

研究

DEIM2020に参加してきました

3/2~3/4に、DEIM2020(第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム)で発表をしてまいりました。

データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIMフォーラム) は,データ工学と情報マネジメントに関する様々な研究テーマの討論・意見交換を目的とした合宿形式のワークショップです.合宿形式とすることにより深い議論や活発な研究交流を促進する事を狙いとしています.大学・企業の若手教員・研究者・技術者および学生からの発表の他に,一般からの発表も広く受け付けます.産学連携の発表も歓迎しています.(HP引用)

どんな学会かというと↑のような学会です。今年は福島の温泉宿での発表ということで楽しみにしていましたが、コロナウイルスの影響で合宿形式の学会は中止となり、オンライン発表となりました。

大学4年の私にとって初めての学会発表がオンラインということで大変な時期と被ってしまったなと思いましたが何とか練習通りに発表できました。

発表内容

私の発表テーマは「全体最適化を目指した経路推薦システムのための混雑情報伝達に関する考察」という長いタイトルになっています。セッションは人の移動と行動①で発表を行いました。おそらく論文はDEIMのHPで公開されると思うのでチェックしてみてください。

ざっくり内容をまとめると、「ユーザーごとに経路推薦ができる仕組みがあれば、大混雑時に別々のルートを推薦して混雑を解消できるよね。それを人流シミュレータを作成して再現実験をします」というものです。

 

発表の様子を360度カメラで撮影していました。

他の参加者はPCのインカメラで自分の顔だけを映して発表をしていましたが、私はWebカメラを接続して、スライドと自分が映るようにして発表をすることで、より学会発表感を出していました。(2枚目の写真)

そして、私はこの発表とポスター発表が予定されていたのですが、オンライン発表になるに伴ってポスター発表がキャンセルとなってしまい、ポスターを世に出せなかったので、自分の背景に貼って発表するというボケをかましました。しかし、これが受けたのかどうかは相手の表情が見えないのでもしかしたらスベっていたかもしれません。

発表したスライドを貼っておきます。(パワーポイントからGoogle Slidesに変換する際に少しアニメーションや色合いが変化してしまいました。)

感想

論文を書くということについて

はじめて論文を書きました。思ったこととしては、レポートといった、自分が調べたことややったことをまとめるのではなく、自分の研究をまとめ、相手に理解してもらうように書くというのが新しい感覚でした。どのような論理構造で話を進めれば相手が理解できるのか、そして自分の主張を理解してもらうためには最低限何が必要なのかをはっきりさせる必要がありました。

最初はどうしても、やったことをそのまま書いてしまって、例えるなら、プログラムコードをそのまま文にしたみたいな論文になってしまいました。しかし、具体的にどんなことをやったのか、どのようなコードを書いたのかよりも相手に伝えなければならないのは、もっと抽象度の高いことだというのを先生と話しながら学んでいきました。

「なぜこのような構造にしたのか」「なぜこの実験があるのか」を明らかにしなければならないし、もっと抽象度を上げると「なぜこの研究が必要なのか」「どのような問題を解決したいのか」まで考える必要が出てくる。大変な作業でしたが、ここまで考えてようやく、自分がやっていることの意義が自分でもわかってきました。

ひょっとするとこの順序は逆なのかもしれません。解きたい問題がある→だからこのように研究を進めると。もちろん、研究を進める中で「このような社会問題が解きたい」という目標はありましたが、もっと深く掘り下げて考える必要があったようです。初めての私は論文を書くことで研究がどういうものなのかを学ぶことができたように思います。

 

先生は「とりあえず、図を配置したりしながらところどころ埋めていけば論文は書けてくるから」と10月頃教えてくれましたが、一度も書いたことの無い私たちにとって、研究室の全員が「そんなの無理だ」という感想を持ちました(笑)。

しかし、なんやかんや書いて発表することができたし、この経験は次に生きると確信しています。一回も書いたことがないのと、書いたことがあるのとでは全然違うだろうし、研究の進め方も変わってくるような気がします。

とにかくとても良い経験になりました。

発表について

とにかく周りの発表のレベルが高くて驚きました。私のセッションの人たちは東大の修士の学生に、企業の方に京大の方と私、の4人のセッションだったのですが、これがベテランの研究なのかと圧されました。明らかに難しいことをやっているし、関連研究も多いしで私一人が浮いているのではないかと心配になっていました。でもレベルの高い発表をたくさん聞けて、これからの目標というか、これからどのように進めていくのかのイメージにつながったので結果としては良かったです。

発表前は緊張していましたが、発表が始まると、オンラインというのもあって、学会発表というのを忘れていつも通りの発表ができました。実は原稿は前日に書いたものを深夜に暗記して当日に挑んだのですが、もう原稿なんて覚えていたら詰まるだろうからいいやという感じで発表したのが功を奏したのか、自分的には良い発表ができました。

打ち上げ

打ち上げもオンラインで開催されていて、いろいろな研究室が打ち上げをしている様子がオンラインで流れていました。私たちは研究室に何も食べ物がなかったので挨拶だけして終わりました。

私と同じ研究室からは私の他に2人の4年生が発表をしました。その2人と先生との4人で先生のおごりで焼き肉に行ってきました。おいしかったです。ごちそうさまでした。

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